職人
杉山 千華
繰り込み
杉山 千華
「筆といえば熊野」の言葉を知って、熊野の町に
私は幼い頃から書道を習ってきました。
「筆といえば熊野」の言葉を知って、筆づくりをするため、この熊野の町にやってきました。
慣れ親しんできた筆という道具が、さまざまな工程を経て完成品になるさまには驚きと新鮮さがあります。
まだまだ覚えることが多くあり未熟な部分ばかりですが、手を動かして、一つ一つの作業を着実に行うことを心がけています。ものづくりの楽しみを味わいながら、長く手仕事をつづけて、良い職人を目指していきたいと思います。