職人
舛井 香枝
穂首製造
舛井 香枝
使う人の手に馴染む筆を作りたい。
絵を描くのが好きだった私にとって筆はとても身近な道具でした。同じような形でも、毛の種類や作るメーカーによって使う人の手に馴染むものはそれぞれ違います。そこが興味深く自分で作ってみたいと思い筆職人を目指しました。
実際に作ってみてその作業肯定の多さ、難しさに驚きました。先輩の職人の方々の高い技術と筆作りに対する真剣な姿勢を見て、良いものを作るという責任の重さも感じています。
まだまだ覚えることが沢山ありますが、腕を磨いて多くの人に長く使って頂ける筆が作れるよう努力していきたいと思います。